ハイバリー最後の試合。

アーセナル−ウィガン
ウィガンは昇格した年のシーズンで随分頑張ってきた好チーム。ウェストハム同様今シーズンのサプライズだった。
この好チームにはそういえばリーグではアウェーで勝ったけど、リーグカップでロスタイムに決められて負けたんだっけ・・・。簡単な相手ではないとの予想通り、ハードワークで流れを掴もうとしてくる。セットプレー崩れから折角先制したのに、セットプレーで取り返され、おまけにレーマンが以前ボロ戦でやらかしたのと同じ、長距離からのFKを勝手にニアサイド開けて飛び出したところ、直接打ち込まれてしまった。こういうのは「流れが来ている」という感じで、このところちょっと前のような”入れ込みすぎ”気配を漂わせてきているレーマンが心配だよ・・・。
その後は相手のアンリへのラストパスというスーパープレーが飛び出したり。結局エースストライカーがハットトリックで締め括り。おまけにスパーズ(食中毒?この大事なときに?)がFA杯目前でメンバーを落としていたはずの同じく昇格組ウェストハムに負けて4位の座をみすみす明け渡してくれるという最高の形。ウィガンには何となくご苦労様といってあげたい気持ちになる。
これで本当にハイバリーは最後。記念のシャツを配ってで赤と白で染め上げたスタジアム(ウィガンにも青いのを配った模様)でセレモニーしてお別れ。たった一度でも、行っておいて良かった。いつか、アシュバートングローブにもいこう。その時はもうエミレーツスタジアムという名前ではないかも知れないけれど、いつかは。


そういえば中継のことを書いておかないと。
試合の解説が永井洋一で、これがまた相変わらず不勉強の癖して何でも知っているかのように喋って、結局間違っているという馬鹿さ加減。人間見たモノを自分の知識の範囲いないでしか判断できないのは理解できるのだが、知らないことを知っているかのように話すのとはまたそれは違うこと。もうすでにサッカーライターなどという連中は、情報の溢れた今の時代、一つのチームが好きで見ている人間よりも程度の低いことしか言えない・書けないレベルってこと? 事実とそう遠くはないなぁ・・・特に永井とは。
レギュレーションすらまともに把握できず、試合中の出来事やリアクションへの見解が見当はずれ。この手の人材をこの記念の試合に配してしまうなんて・・・生中継が多すぎたのか? それともまともな連中は皆観戦モードだったのか? いずれにせよ解説では永井洋一(知ったかぶり)や遠藤雅大(脳みそ筋肉喋る価値無し)、実況では金子勝彦老害)、中村義昭(実のない上滑りコメント)とかそういった劣悪な人材が絡むと、スカパー!で中継みている価値は確実に落ちる。残念なことだ・・・。
最近スカパー!を見ていると「プロデューサー金子尚文」ってのを時々見る。っていうかプレミアは全部入ってるか。前のW杯でえのきどいちろうのワールドカップカップジャーナル(だっけ?)でデータマンやってた(ただサッカーに詳しくて投稿沢山してきていて引っ張られたという話しの)子。その後スカパー!の社員になったそうだが、そういうポジションに着けたのね。いろいろしがらみあるだろうけど、不要な人材は切っていけよ、な、サッカーファンだったら。

チャンピオンズリーグのアンコール放送後空き時間によく流れている映像に「チャンピオンズリーグ FINAL FLASH」ってのがある。93/94シーズンからのCL決勝の模様を、当時の流行歌(選曲は編集者の趣味)と共に流してる。これ、わりと良い感じの映像。約30分によくまとめられていて全ゴールシーンだけではなく歓喜や悲嘆の表情も捉えているし、続けてみるとやっぱりユーベが強かった時代、ミランが強かった時代、バレンシアの悲劇、レアルの豪快、ファンハール仏頂面、ユナイテッドの奇跡、カーンの失望と歓喜、ジズーのスーパーゴールなどなどを振り返ることが出来る。ポルトでのモウリーニョの表情と態度なんかはへぇーって感じ。全然意識してなかったけど「チームを去る自分」を自覚したような素振りがあったんだねぇ、なんて。
テレビ放送に金を払っている身としては、良質のコンテンツを、民放の風潮に左右されることなく提供し続けて貰いたいモノだ。