迅速に時は過ぎる

忙しいので毎日が早く過ぎ去る・・・。
日経に勤務医の平均勤務時間が月22何時間だとか、多すぎるってなこと書いてあるが、一般的には???そう?って感覚な人が多いのではないだろうか。

いや、私だって週40時間で全てが収まるならそれが理想だが、会社が利益を上げていこうというなら、柔軟な労働時間の配分や、適切な要員の配置が手っ取り早いので、残業は多くなるし、コストのかかる正社員より、派遣のような形式で補おうということになりやすいのはよく分かる。
前述の勤務医の労働時間がそれほど多いとは思わない。実際先月の私の労働時間と同じだしな・・・。また私よりたくさんの時間働いている人達も一杯いるんだから
ただ。だったら。それほど残業するくらいなら、別の仕事の進め方があるのではないか? そういうことを考えないでただ漫然と流されていってはいかんと思う。仕事の能率を上げる努力を怠らず、円滑なチームワークを目指しながら業務目標を達成して、それでお金もらってるんだよなぁ、自分らは。ちょっとマンネリ化していた自分をもう一度変えていくべく、3、4月は少しだけ無理をしながら仕事してる。絶対長くは続かないので、後1カ月以内くらいで手ごたえをつかみたいなぁ〜。


東京-千葉
故あって、今日はスタジアムに行かず。うちでスカパー!観戦。
随所に個人的なサッカーへの取り組みの差があり、千葉にやられまくる東京の選手たち。やることに確信がない間は、サッカー選手として持っているはずの基本的なスキルが出せないものなのね。前半ペナルティエリアバックスタンド寄りで、ボールホルダーが次から次へ入れ替わってマークが外れる瞬間を作っていった千葉の戦法なんて、教本に基づいて指導を受けてきた今の世代なら身体に染みついていてもおかしくないのだが、単純な運動量ではないレベル、惜しみなく働き続ける・トライし続けるという汗かきの積み重ねでしかない。それをやれということぢゃなくて、そういった挑戦を繰り返すことをチームとしてやっていくべきで、今は結果が出ていないってだけ。
後半3選手を一度に変えた監督のメッセージは、ハラヒロミよりも具体的で、適切だったと思う。そこに茂庭のような気持ちをプレーと連動させられるアグレッシブな存在がエネルギーを注入してくれれば、流れを変えることはできる。ガーロがヒロミと同じことをやったらそれは後退、退化だ。違うことをさせるために外国人を呼んだのであって。。。
ま、なんにせよ負けは負け。ガーロがチームを勝たせるために、どのように戦術を与えるのか楽しみたい。選手にはたくさん頭使って疲れ果てて、使わなくても出来る位全てを飲み込んで、いつかそれを突き破ってもらいたい。勝つことの喜びより、殻を破った驚きの方がナンボも素晴らしいことなんだから。


アーセナル-ウエストブロムウィッチアルビオン
ハイバリーのラストシーズン。毎試合「何とか」デーだったりするんだそうだが(私がみたボルトン戦は何デーだったのかなぁ?)、今日はベルカンプ様をリスペクトする日だった。スタンドはオレンジを身につけた人が多く、背番号10が試合出場することをチームも観客も望んでいる試合だった。
なかなか点が取れなかったが前半終了前にフレブの巧みなドリブルからアンリとのワンツー、落ち着いてニア上部へ振り抜いたフィニッシュで先制。
でも。
アンリに元気がない。なんだか一時期のヴィエラがそうであったような輝きの陰り。過密スケジュールを乗り切るためとはいえ、ローテーションした上で負けたり引き分けたりといったチームの足腰の弱さを嘆いているかのように。キャプテンにはあるまじき表現だと思うが、単純に体調がよくないのかも。61分で退く。1点リードでピレスとベルカンプを送り出したらロングフィード一発、転がった先にいたヤツにぶち込まれて即同点。
雰囲気悪くなったけど、ピレスのシュートからこぼれ球をベルカンプが折り返して再びピレスがシュート、弾かれたのを浮かせてゴールを陥れて勝ち越し。
ハイライトはエブエが強引なドリブル突破で右から中央へ侵入しDFを引き寄せてフリーのベルカンプへパス。
アーセナルの10番はシンプルなトラップと巧みなボールコントロールでDFがコースを消す前にシュートを放ち、GKの手の届かないところへ誘われたボールは綺麗な曲線を描いてネットを揺らした。
この事あるのを期待して、(後半に)いつもと逆のアウェー側、ウェストスタンドへ向かって攻めることを選ぶアーセナル。そしていつも家族がみている(アウェーシートの上)、上層のボックス席に感謝のキスを送ってみせる。
・・・・なんかこう、役者だよねェ。なかなかこうは上手くいかないでしょ、普通では。

エミレーツスタジアムのこけら落しが引退試合になったとか。 私にとっては、二人目の大好きな選手の引退だなぁ。ドラガン・ストイコビッチデニス・ベルカンプ。10番をつけた英雄。もうしばらくは、特別な思いで見送る選手が自分の心のリストにはない。
そうか、藤山がやめる時が最短かなぁ。彼は10番でも7番でも14番でもないけれど、FC東京というチームと私が出会った頃から印象深く、西が丘や江戸川での記憶を、国立でも東京スタジアムでも味の素スタジアムでも引っ張ってきてくれた存在。
ピクシーやアイスマンがプレーで私を魅了したのとは違い、在り続けることで素晴らしいなと感じさせてくれた選手。クラブチームを応援する上での一つの要素を満たしてくれたのだから、やっぱり特別。