シャープの催しに参加してみて

土曜日朝から2時間、シャープライフプラザからW-ZERO3を購入した人向けのインタビュー会に参加。ここでの話しは個人的なことも出てくるから、内容は秘密にしてねといわれたので詳細は書かない。
ただ、開催者側と同じ人数しか参加者がいない少人数形式で、意見収集には割と効果があったのではないかと。参加した側としては、自分以外の人の使い方、考え方が聞けて楽しかった。

私はW-ZERO3をパソコンの代わりとは位置づけていない。スケジュール管理、メモ、Webやメールの閲覧ツールとしての役割で考えているから、Office系アプリの編集にはさほどメリットを感じていない。実際やってみたが使いづらいし、能率が悪い。これが外回りだったら利用したいシチュエーションが増えるのかな。でもそれならノートPCを使うだろう。

パンが無いならケーキでも食らえと言い放っているのかもしれんが、W-ZERO3はパソコンの代わりにはなれない。すでにメインキーだったら連続的に両親指で打てるくらいの打鍵スピードで適応しているが、それでも両手でブラインドタッチするスピードやアプリケーション運用の柔軟性を、W-ZERO3とノートPCの間で本気で検討するには値しない。

ネットの使い方として、会社のメールで私用を済ませることは全くないしWebサイトをみている暇もない。昼休みに閲覧するなら、認証プロキシで接続先が監視される会社のパソコンを使いたいとも思わない。まあ私たちシステム側は迂回方法を知っているんだけど、それはモラルの面で駄目でしょ。セキュリティポリシーを守ってもらうよう促していく立場の人間は甘えちゃいかんわな。

それらの事情を考えると、自分で好きにできる端末を用意すればいい。W-ZERO3は携帯電話、カメラ、PDA(スケジュール管理、簡易メモ、情報管理)、Web閲覧、Eメール送受信、音楽再生といった私がやりたいことを一まとめにすることが可能な道具であり、端末構成のかなり大事な部分を占める入力がソフトキーボードや携帯電話タイプではなく、直接打鍵型のQWERTYキーボードであるという合わせ技で実現され、私的最強ツールに至る。
あとホンの数ミリ薄ければいろいろなポケットへの収まりがいいのにとか、Bluetoothが搭載されてれば有線ヘッドホンから解放されるのにとか、x4速対応していれば!速くてうれしいのにとか、細々とした欲求はあるものの、今現在、これと同じことは他の機器で十分実現できない。

まことに素晴らしい機械が登場してくれたものだ。(飽きずに)いつまで使うか知らんが、やる気にさえなればいろいろ出来るので、ちまちまトライしてみようと思う。