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原宿へ移動。ウザイ・・・。狭くて人の多いこの駅は本当に気分が悪い。
会場の国立代々木競技場オリンピックプラザは結構近くて、人通りも少ない。テントは2800人収容で、テントとしては大きいんだろうけど、普段味スタやら国立やらで万単位相手にしてるとこれくらいは大丈夫な感じ。

テントの中は意外と狭い印象。私たちはSS席(11,000円!)Cブロックの一番外周なので舞台中央から最も遠い。催しを見るには遠くないけど、迫力は感じない。オペラグラス持参がおすすめ。シートはクッション性もある背もたれ付き跳ね上げ式。エアコン入ってるようで上着を脱いでも問題なし。

催しは、所詮サーカスでしょという層と、全く新しいエンターテイメントという層が、それぞれの意見を戦わせたくなる間延びした展開。奥さんと同姓同名の方が伊吹屋で「無理にミュージカル仕立てにしようとしている辺りが気に入らない」と言われていた理由は分かった。
技の素晴らしさ、見せ方のうまさは抜群で、別にミュージカル的なストーリー展開を入れなくても成立する。でも、サーカスが所詮サーカスで終わってしまうのは、曲芸をたくさん見せるだけ、珍品を並べるだけだったからではないか。サーカスでは、部分的に切り取った何かを垂れ流すことの出来るTVにはかなわない。
だとしたら、それらとは異なる価値観を見る側に提示しなければならない。曲芸を洗練することと、ストーリー性を持たせることで、世の中の「(あなたの知らない)それ知っているよ自分。万歳!」なエンターテイメントに弱い連中を引きつければ良いと。
成功です。
私は楽しく見ました。
ストーリーの部分はかなり寝てましたが。道化師達の部分も寝てしまっていたかも。睡眠時間は6時間ほどとったつもりなのに、会場へ着く前から眠かったし。

サーカスだけだったらもっと楽しかった。でもそれだと2度、3度来たいと思う人はもっとずっと少ないかもね。