チケット狂騒と体力勝負のボール蹴り

朝っぱらから武蔵野台に赴きフットサルの日
世の中はチケット騒動にゆれているらしいことに昨晩気づいた。
そんなに大変なんですね・・・・不良ファンだからあまり実感していなかったが、皆々様がチケット取りに走っている模様。普段高いお金を払ってSS席で見ている恩恵をやっとのこと受けられたわけだが、こうやってチケットがない!ってやってる経験が皆無に近いからね、東京は。
99年、ナビスコカップ準決勝に進出したFC東京のチケットが、とても真っ当とは思われない配布方法で売り出され、一部には余り、一部には枯渇するという現象を巻き起こしたわけだが、あれもすでに懐かしい日々。当時東京中華の企画でチケット収集と再配布が行われたのは、インターネット時代の象徴的な出来事だったかなぁ〜。チケットで悩んだのなんて、狭い駒場の試合を除いたらこの時が唯一か。

10時半ころ、武蔵野台のローソンでは6,7人がロッピーの前でたむろしており、空しい雰囲気をかもし出していた(私はのうのうと吟醸肉まんを購入して朝ご飯とする)。分倍河原ではローソン内をチケット目当ての人たちがとぐろ巻いていたらしい。徹夜でぴあに並んで8番目なのに自由席4枚が確保できず「SA席1枚」だった人とか。OMCカードを作って先行販売でゲットしたおねーさんもいたようだが、全滅系の報告も聞いた。サーバーの軽さを見越して静岡まで遠征した豪傑たちもいたようだが。なんか凄いな、みんな。行動するというのは素晴らしいことだ。

ただ、私は知人に頼まれればそうとしなくはないかもしれない(?)が、知らん人のためにチケットをとったりする神経は持ち合わせていない。互助の精神も薄い。FC東京というもので繋がれた人々の中にはいろいろな人がいていろいろな事を考えるものだが、他人に対して「ソシオならばこうするべきだ」などと口にする人には「余計なお世話だ」としか答えようがない。「ソシオならこうするべきだ」を言って構わないのは人間としての、あるいは社会的な常識に照らした範囲にとどまる。たとえばスタジアムにごみを残していくな、とかね。自分たちのホームスタジアムにごみを散らかしていく連中は「ホーム」を「ホーム」と考えることが出来ていないのだから誹られて良い。
だが、チケットなんぞは優先販売があればそれを頼ればいいし、なければ別の手を考えればいい。他人にあれこれ言う人間がいること自体、うそ寒い。
お国のためだから死んで来い。それと同じこと言ってんだけどな。


そんなあれこれを聞きつつ11時から武蔵野台でフットサル。女性必ず出場のミックス形式。チケット問題もあり、参加者少なし。最初は2チームしか組めない。それでも遅れて着てくれた人たちのおかげで3チームまでやれた。やりすぎた。相変わらず目の詰まったフットサルコートでボールをなでることが難しい。ボールも擦り切れていて止まりやすいんだよね。かなり上手い人たちもボールに乗っかってしまったりでよく体勢を崩していた。
この日はとにかく走りまくった。Ligaだと休むところは休むというか。周りが休み出したら必然的にボールも人も動かず休むことになるのだが、みなが動くとこっちも動かないとね・・・。ゆるゆると遊び、しかし肉体は疲労困憊。楽しいボール蹴りでした。

蹴った後はお隣の店、夢庵で昼食。かつ煮定食+生中+チョコレートパフェ。
3人でチケット問題やら海外サッカーやらのことを話し、2時間ほども居座った。満腹のまま帰宅。

奥さんは体調不良ということでずっと寝ていたらしい。風邪っぽいのは久しぶりかなぁ。私も眠くなって一緒に仮眠。夜起きだして、たまに行く居酒屋へ。お通しの大根おろしがこれまでより少なくなったような気が。以前はもっとびっくりするくらい大量だったはずが・・・魅力減。ごく稀にジャズ演奏会などをやられてしまい迷惑。やっていない時にだけ入る。それでもこの店は基本的にウルサイ人が多いというか。大声でしゃべっている人が多い気がするんだよね。食べるものを食べ飲むものを飲んだら店を出る。