トヨタカップもどき

我が家はチケットの先行販売で早速購入していたので、南米王者の準決勝と3位決定戦、決勝を見ることになっていた。
サンパウロが慣らし運転だった時間帯も長かったけど、アルイテハドは予想以上に力のあるチームで、寒い国立平日ナイターを見に行った回はあったのかも知れない。防寒装備が十分とはいえず、自分自身の集中は大きく欠いた感があるけど。あれに勝てるJリーグのチームを持てたらなぁ〜。ピクシーがいた頃の名古屋(そこそこ強かった頃、の意)は決勝の物凄い雰囲気を経験したようだけど、なかなかそこまで行けないんだからなぁ。

トレッキングブーツまで履いて重装備で横浜国際入りした我々は、それでも寒かったけど、ナイターよりは何とかなった。アルアハリが強かったわけではない。アルイテハドが弱かったわけでもない。3決は審判がぶち壊しのPK判定で終わった。あんなにもクリーンで正当なプレーをファウルととるなんてね。
この試合の間は、普段お目に掛かることのない品の売り子がいろいろ売りに来た。客の入りが少なくて、常設の店が暇だったから席まで売りに来ていた模様。さーむいのに、若い子達は軽装だったなぁ。

ヨーロッパ王者はチェルシーと奥さんが決めつけていたわけだが、皮肉にもそこに勝ったリバプールが来た。サンパウロより豪華で強そうなチームな事は間違いなく、シャビ・アロンソやジェラードのパスは格好いい。プレミアで何年も見慣れている連中が自信を付けてレベルアップしているのを目の当たりにした。ベニテスの手腕は確かだ。ま、サンパウロが勝ったのはいろいろな要素があると思うけど、レベルの高いチーム同士がそこそこ本気でやったゲームは楽しいですな。
とにかく寒さで覚えている一連のゲームになった。