夜は寒いね

3月5日という日程で、19時キックオフってのは酷なスケジュールだと思う。夜遅いというだけでなく、試合後にも時間的余裕がないし。
興行としては必要な配慮なのかもしれないが、実際スタジアムに足を運ぶ側として文句の一つもいいたいところ。観客動員なんて2時間早ければ1,2割増えたんでないの? 主に新潟からのお客様が・・・。

この日は珍しく重装備での観戦を準備。コートやマフラー、膝掛けなどはもちろん、座布団型使い捨てカイロや靴下貼り付け使い捨てカイロなどを用意し、ポットに焼酎熱湯割り、スタバタンブラーにも熱湯割りを(全部奥さんが用意してくれました)。おかげで寒さに震えるということもなく、スタジアムに金を落とすということもなく過ごせてしまいました。ああ、FC東京タンブラーはお約束で1ヶだけ購入。なお、500mlのビールは全部入りません、という注釈が東京の取り組みの中途半端さを表しています。スタバのトールサイズタンブラーも同じくらいの容量だから、規格なのかねぇ。

さて試合ですが。
フロン太くんとの興行では、いつも通り「ああ、シーズン前だなぁ」とだけ印象づける内容で、ダニーロの尻の大きさに安心した程度だったのだけれど、開幕戦は宮沢がいたおかげで随分違いましたなぁ。元々トップ下の選手だから守備は全然だめなんだけど、今野にすべてを任せ、超絶軽いディフェンスで簡単にかわされたりしつつも、左足から繰り出される正確なパスがチームの方向性を描いてます。チームとしてもワイドに展開し、サイドアタック、少々遠くてもシュート打っとけ! そんな傾向は非常に好ましい。以前アンドレア・ピルロのようになれないかね、宮沢くんと思っていたのだけれど、それは無理かもしれない。でもあの広くピッチを使える才能を生かす位置がここであるなら、そこで研ぎ澄ませてもらいたいものだ。
シーズンは浮き沈みがあるし、一試合で完成形を見たということでもないし、梶山や馬場がどこにはいるかでチームは変わるだろうし。なんにせよ、今年も楽しいシーズンであって欲しいですな。

ああ、忘れるところだった。
新潟に見るべきところが何もなかった。震災義援勝ち点はもうあげられないし、何より鈴木慎吾がどうって事ないように感じられるほど、ボールを動かせてない。名古屋から採った人材との連携に問題がありますかな。ライン下げすぎてるシーンが多く見られたし。海本や岡山は単体では悪くない選手なはずだが。

そういえば試合中の会話。
奥さん「あれ、山口って岡山と絡んでる時期あったっけ?」
わたし「名古屋に入った人は全員岡山と絡んでいます」

今朝の朝日新聞に記事が載っていたけれど、Jリーグ開幕以来同じチームに居続ける選手は、松波、本田、沢登だけなんだそうな。松波はシーズン継続して活躍した記憶が全然ないので理由が見あたらないんですが・・・まあ、そういう現象もあるって事ですね。