週末はDVD

2月に入って仕事は順調な忙しさ。予想よりも事が早く進みそうで(自分で加速させておきながら)こなしていくのが大変かも知れない。昨年春のように無理な勤務をする気は毛頭無いので、その辺りの力の抜き所がポイントだろうか。いろいろコントロールしやすい環境になってきたので、そういったところでがんばって仕事したい。できるだけ仕事をしないための仕事を・・・。


DVDボックスをシリーズで購入している人から「24」のシーズン3を借りた。私より先に借りている人が「最近忙しくて満足に見られないから」と回してくれた。仕事終わった後、知人のパソコンまで面倒見ていたりするから時間が無くなるんだよね・・・。まあ小銭稼ぐには(PCのセッティングやちょっとしたサポートで数万入るわけだから)良いのだろうけど、その分時間がない、と。私はそうしない分だけ時間があるのかも知れないが。

さて、今シーズンのジャック・バウアー。なんかマトモです。話しの面白さは落とさず、むしろ私程度の鑑賞者が分かってしまうような詰めの甘さを見せつつも、相変わらずテンポが良い。私は一気に見てしまうから、このスピード感は幸せ。TVシリーズだと待つのがつらいかも。

シーズン2は細菌兵器、ウィルスを使ったテロへの展開を告げるエピソードで終わった。直後からのスタートからと思ったが、今回いきなり「3年後」だった。噂には聞いていたが、あの馬鹿女、巨乳キャラのキンバリー・バウアー(通称キム)がCTU(テロ対策ユニット)入りしていた。お父様のコネで一般の警察官すら知らないような特殊機関(CIAや軍を中心にした精鋭揃い・・・??)にお勤めなんて! しかし、シーズン3がマトモだったのはキムがCTU入りして、乳を出さなくなったせいかも。いや、CTUに縛られて、いつもの理不尽な振る舞いを発揮できなかったためか。終盤には現場に出て、またしても囚われの身になったりはしたが、暴力中心の「24」にあっては、まあまず若い婦女子の魅力は発揮できたと思う。今回ほぼ役立たずで通したので、次回は「はち切れんばかりの」魅力満載なご活躍が目に浮かぶ。

CTUの良心回路トニー・アルメイダデスラー(総統にあらず)と結婚し、CTUのチーフとして頑張って、他の機関から好待遇で誘われるまでなっていたのに、終盤怒濤の展開でジャック・バウアー化炸裂。トニーよ、お前もか・・・。

大統領はイマイチ今回の本筋と関わりが薄く、現場と政治とを別立ての話しとして見せられたような印象。いちいち大統領が現場の指揮官と連絡を取り合うのもどうかと思うので、これは悪くないのかも。だったらもう大統領いらないのかというと、それは寂しいね。存在感有るからね。

裏切り、内通、偶発的な事件、すれ違い、苦渋の選択などをてんこ盛りで、終始ご都合主義的にストーリーを盛り上げる「24」。
政治的判断、個人的な良心。この両者を突っつきながら、最終的には「力と犠牲」で全てをもぎ取って行かざるを得ない描き方になるのは、今や他国に対する干渉をためらわないアメリカ様らしいところだねぇ。

金曜日、軽く飲んで帰ってから見始め。土曜日夜からは日曜の昼12時半までぶっ続けで見続けて12巻とも見終わった。長いようで短い週末だったなぁ。