新潟 vs 東京

朝、暗い内にレンタカー屋へ。ニッポンレンタカーで借りたのだが、小さい車を頼んだのに一つ大きめのやつが。こっちは料金では決めていないのよ。
「車種のご希望に添えない場合であっても、料金はご依頼のモノのままですから」と宣う。
「客が希望しているモノを提供できない時、サービスを提供する側に都合の良い解釈をすることが一番無様だ」。
所詮はバイトくん軍団のレンタカー業界だからな。。。。


大泉から新潟西まで、奥さんと二人で交代運転の快適な旅でした。物凄い睡魔に襲われ、越後川口で二人とも1時間ほ仮眠。そりゃ、ほとんど寝てないからね。。。
一部区間では車線規制のためスピードを落としたし、中越周辺の道路は段差があって、高速走行には難あり状態。それでも走れないことはないし、危険な感じもしなかった。工事をものすごい勢いで進めていることが、とてもよく分かる。ただ、周りを見渡せば土砂崩れの跡がたくさん。地震の影響をいろいろと目にした。恐ろしい光景です。これが自分の住んでいるエリアで起こったら? どうにもならないかもしれんけど、心にはとめておこうと思う。

新潟西からビッグスワン前をスルーして、一度新潟駅前のホテルへ向かい道の確認。それからとって返しスタジアム前の駐車場へ。それでもなおキックオフ2時間前についてしまう。
新潟での試合観戦は5回目。2回はJ2東京戦。1回はJ2札幌戦。1回はW杯クロアチア-メキシコ。もう新潟市陸で試合を見ることもないのかね。あそこのすぐ脇のトンカツが好きなんだが。注文してから出てくるのにえらく時間かかるけど、待つだけのことはあるお味。

さて、試合。
ジャーンも茂庭もいないDF。藤山はピンで成立する役者ではないから、相方を選ぶ。ジャーンでも茂庭でも問題ない。しかしマッスゥーではカバーのしようがない。自分で寄せる、身体を当てることをしないセンターバックなんて怖くない。そして周りにとってアテにできない存在に成り下がる。増嶋のオフサイドコールなんて空しい。自分が目線をサイド側に切ってからツーテンポくらい後のプレーで手を挙げたってな。相手がアジャストしたら終わりやんか。寄せないで中途半端なポジションとってれば確かにミスはしない(ボールにさわらないし)。その分藤山や今野達がフォローに働き回る。人に命令しなれた増嶋君は、自分に言い訳でもしていたんだろう。DFとして普通に持っているべきスピリットとプレースタイルをベースにしないで、賢いプレーをするのは無茶だ。それぢゃ、宮本だよ。
試合の最初から、増嶋に目を奪われ続けた。こんな試合は珍しい。小峯だったらもう少し笑いとともに罵倒できた。でも小峯とはモノが違うからなぁ。茂庭や加地が入ってきた頃「いやー、東京にも足下のうまい守備の選手が来るなんて」と感じ入ったモノで、今では半ば笑えないのだが。
だから藤山の靴磨きをやるべきですよ、増嶋君は。今でも自分の働ける場所を求め続ける藤山から学ぶことは多いよ。自分が何をしなければいけないのか。最初のそれを見つけてからでないと、その先の何かなんてありゃせんわ。
試合に出て勉強していくしかないのぉ〜。藤山と組まない状態で鍛えてあげて欲しいが、今のチーム事情がそれを許さないか。苦しいですな。

新潟はよくやっていました。走っていたし、寄せていたし、アプローチしていた。あれだけやれるのは素晴らしいこと。対してすごいと思うような個人がいたようには思わない。慎吾でさえ。でも、みんなやってやろうという気持ちは強かったし、それがプレーに出てれば良い試合ができる。こういう試合をいつもやるのは難しいけどね。

そういえば試合開始前に、どっかのおじさんが挨拶してましたな。地震のことやら何やらを、とてもシンプルに、語るべきことだけを語っていた。簡潔にして当を得る。素晴らしい内容でした。優勝報告会での間延びしたある時間帯に責任がある連中では、絶対できないな。

試合後は予想されたとおりの大渋滞にはまりつつ、私は車内仮眠。奥さんの運転でホテルへ。一休みしてから夕飯と日本酒を飲みに向かう。ネット調査の結果近所故に行こうと考えていた居酒屋が、前に来たことあるところだと判明。まあ安いしボリュームもあったし良かったんだけど、次は別のところにしましょう。年に何回も飲まない日本酒を二合。最初の数杯しか味の区別がつかん。やっぱビール好きなんだな、自分。

カーッと食べて飲んでホテル帰って寝た。ぐっすりと。
2時とか4時とかに起きてしまっても、またいつの間にか記憶喪失。良い夜でした。