エバートン vs アーセナル

なんか今年も普通に強いね、ガナーズ。昨日プレミアシップマガジンを買ってきて予習したが、予想しない選手が入り、そして活躍していた。ヴィエラがようやく残留してくれて、エドゥは南米選手権のお疲れさんなのか不在、フラミニアムステルダムトーナメントで見たが、まだちょっと実力のほどは不明。セントラルミッドフィールダーは?? 今日ジウベルトとコンビを組んだのは「セスク」。聞き覚えある名前だけどメンバー表に名前がないぞと思っていたら「フランセスク・ファブレガス」と表記されていた。現地コメンテーターもファブレガスと呼んでいたらしい。
いわゆるセスク。バルセロナの下部組織で育ちU17の選手権でMVPをとったのに、16歳以下とはプロ契約できないリーガの規則で縛られている間にアーセナル側が獲得してしまっていた・・・。87年生まれ、17歳。昨シーズンすでにリーグカップで得点も記録しているそうな。リーグ初出場初先発のこの日、ジウベルトが控えている為積極的に前でディフェンスを仕掛け、自身前に出るプレーが目立ち、パスも丁寧。とてもとても「アーセナル」。エドゥやヴィエラがいなくても問題ない。パーラーを放出できるのもそういうことか、といった感じ。こいつは今後注目。ここに紹介があった。
DFはシガンが残って良かった。いろいろ言われているみたいだが、私は決して嫌いぢゃない。キャンベルがいない間を埋めるのは彼でしょう。センデロスは今シーズン中に安定してくれれば。
試合はルーニー不在なエバートンの不甲斐なさで簡単に3点獲る。ちょっとゆるんで失点するも、追加点までとって試合を決めるアーセナル。1点目カウンターからスピードに乗って繋ぎ最後ベルカンプのシュートの鋭さ、2点目リュングベリの仕掛けとエバートンの腑抜けプレー、3点目アンリへボールが渡りレジェスがニアヘ猛然と突っ込んだ後ろへリュングベリが入り込み押し込む、4点目アンリのシュートをGKがはじいてアシュリー・コールがシュートしたがクロスバーを叩きピレスが詰める。悩めるエバートンが相手とはいえ出来の良い試合でした。
セスク、期待してます。


チェルシー vs マンチェスターU
素晴らしいチェルシーをみた。実力不十分なマンUをみた。
モウリーニョグジョンセンを中心に据えるという。正解だと思う。彼ほどパートナーを選ばず優れたコンビネーションを演出できるFWはそういない。ドログバはお披露目程度のプレーぶりだったし、ケジュマンも仕事はしなかったが、グジョンセンドログバ、ケジュマン、ムトゥーってのは嫌な感じ。スメルティンというロシア人も良い感じで中盤を作っていた。アブラ君繋がり?クラブハウスのスパイなのかもしれんがモウリーニョが先発で使うだけあって実力十分。ランパード、スメルティン、マケレレ、ジェレミってのはなかなか質の高い中盤。シーズン当初はマンUがメンバー揃わず苦しみそうなので、困ったちゃんはチェルシーかな。

マンUとは10節、リバプールと15節、チェルシーと17節、ニューカッスルと20節。アーセナルは危険なチームとはしばらく当たらない。悪くない組み合わせ。マンUとはファーディナンドがいない間にやれた方が良かったろうけど。次節がボロってのは良かった。まだコンビが確立されていない間にやりたい、今年のボロは。

スカパー!とはしばらくご無沙汰状態だったのだが、今年もこの週末からはお世話になりっぱなしか続く。東京が負けてもお口直しできるシーズンであることを祈るよ。