試合前は楽しく、試合中はいろいろ大変です

試合前フットサルの3回目。奥さんと2人で眠いのを無理矢理起き出して味スタへ12時入り。受付を済ませ、コンビニで買ったパンを食べて、朝昼兼用食。今日は子供も女性もこれまでより多め。親と一緒に参加している子供が多いかも。
これまで見た顔も結構居るので、リピーターは半分居るか居ないか程度だろうか。平日神宮練習に来ていた人とも顔を合わせる。こういうのは悪くない。

この日はこれまでの経験が生きた運営になっており、不都合はほぼ無かった(最初の挨拶がスピーカーの目の前だったから聞こえづらかったというのが唯一かも)。審判はプレーしていないチームの誰かが受け持つことになっているが、笛を鳴らす必要がほとんど無い。ボールがどちらに出たかを明示するだけの存在になれていた。それだけプレーに余裕があり、荒い接触や有無を言わさないボールの刈り取りなどはほとんど無かったように見える、少なくとも自分の見た範囲では。私は子供2人、女性2人、男性2人の組。ボールキープがなかなか上手くできなかったので苦しかったけれど、相手チームもそれほどキツクは来ない流れだったので、十分に遊べた。子供の内1人はFC東京の低学年スクールでやっていたらしい子で、本人曰く「塾があるから行けなくなった。3年やってないから鈍った」とのこと。まだ中坊にもなっていない子に言われると何か可笑しい、彼は全体からしたら個人技はそれほどでもない割に、良く周りを見る事が出来ており、パスをもらい、出す事が出来、ポジション取りも間違いが無いという感じ。小さい頃に受ける教育というのは大事だねぇ。もう1人の男性はとても小柄な人。技術的には私と似たようなものだったが、困った時にちゃんとフォローの動きが出来ていてとても助かった。こういう人達とやる時は遊び甲斐があるんだよなぁ。でも、なかなかキープできないからワンツーとかは絶対出来ない。
後半はボールを扱える人が多めのチームに。ただ子供が3人おり、その内の1人は年齢が一番上で中途半端に技術があるドリドリ君。自分1人で行きたがってパスを全く出さない。そういうのは好きではないので、前半相手チームの時全部止めておいた。誘うと必ずそっちへボール運ぶからカットは簡単なんだよな。同じチームになるとやっぱりやりづらい。パスのリターンは結局一度として来なかった。自分で行こうとして相手の身体にぶつかって止められたり、自分で大きくボールをけり出して失う事を繰り返していた。子供だなぁ〜、やっぱり。
声も出し合い、笑いもありつつ、参加した皆と楽しく時間を過ごせたと思う。このくらいの空気が自分としては理想型。年寄りは居ないけれど、子供、女性、成人男性がそれぞれ楽しめる場はなかなか無い。FC東京を軸に、色々な層の人達が交流できて、楽しい思い出と共にスタジアムでの記憶を積み上げられる事にはとても意味がある。

特に今日のような試合内容の日には!


FC東京 vs 横浜FM
沢山お客さんの入った日。この季節にしては寒い日。ジャージもってて良かった日。


勝ちに値しないチームでも、審判さえ味方であれば勝てるという見本。
同時に。
無得点のチームは勝ちに値しないという見本。

横浜くらいのチームがあの程度のDFしか揃えられていない状況であれば勝っておきたかった。あんなにミスを連発する守備陣と、ポンポンボールを回せる中盤より前の連中との差は相当なもんだ。何度横浜自陣でのプレーで笑った事か。
試合は審判が壊した。これは紛れもない事実。でも、東京も勝ちには値しない。得点の取れないチームは勝てない。例え審判が不安定なジャッジを繰り返したとしても、枠内のシュートを強く叩けないでは・・・。同点にさえしていれば展開はまた変わったはず。
結局は自分たちが決められる時に決められないツケなんだよ。

試合中に審判への不信感がぬぐえないレベルまで高まってしまうと、スタジアムの雰囲気が悪くなる。周りの連中の激しい言葉が身体に痛い。それこそ自分の中に貯まっている黒い何かを辺り構わず発散しているかのようだ。そんな連中の言葉を耳にするのは自分にとってストレスになる。上層のSS席でぴーぴー口笛鳴らしてみたり、わめき散らしたりして欲しくないよ。そんな声が審判に届くか?この距離で。ワーワーやってるボリュームの一つでしょう。そんなに想いが募って制御効かないんだったら、より近いところへ行って好きなだけぶちまけてきて欲しい。少なくとも、落ち着いて座ってみたい人達が多い場所にはふさわしくない連中がいる。そんなのが年チケ買ってsosioでございと言われても、その言葉通りに意識できない。


夕食は奥さんの友達2人と合流して金根勘。豆腐のマリネ、石焼きビビンバ、みぞれ鶏カラ、カミカツ(small)、(なんだか忘れた辛めの)鍋でお腹一杯。少し残した。それぞれ酒類一、二杯のんで1人1500円。安いねぇ。


帰宅後、ミラン vs ローマを見始めた。スカパー!のこの日の中継には実況八塚・解説柱谷幸一を現地に送り込み、先週のロンドン中継から帰国した西岡はボローニャ戦、ボケ老人はマンチェスターシティ-ニューカッスル。その他中村、土屋、渡邊など実力の落ちる連中がセリエAの各カードを受け持っていた。生放送が5つも重なっていると、誰にどのカードをやらせているかでスカパー!が認識している実況の実力とカードの重要性が分かるね。加藤暁という若い人の実況が出しゃばらず、実況の役割を見極めた話術で最近評価している。彼は重なった時間帯のすぐ後、リバプール-ミドルスブラ戦を粕谷秀樹と中継。ランク高いと見た。日記あり。野球の実況経験が随分豊富。なわりにサッカーも十分にやれている。なかなか達者。今後もスカパー!の中継を沢山担当して欲しい。
自分的には、1.西岡 2.倉敷 3.八塚 4.加藤 5.以下一長一短 排除対象.ボケ老人金子 といった順番の実況ランキング。