まずは蹴る

引っかけ

試合前フットサル:
12時から開始なので、余裕を持って11時過ぎにはスタジアム脇の「ミズノフットサルプラザ・味スタ」へ移動。予約受付。隣接のMFP調布支配人が運営手伝いに来ていた。
初回は60名強の申込数とのこと。11時半からコートが使用できた。柔軟やってから軽くボールを蹴る。施設は2階建て。側壁は無く、開け閉めできるシートが建物を覆っている感じ。骨組みだけの施設と言っても過言ではない。・・・道理で工期が早かったはずだと納得。天候への対応としては、荒天時に閉めて他は開けておく、という事なんだろう。更衣室はない!!!? 近いけど遠い(!)MFP調布の更衣室を使ってください、との事。コートは競技用フットサルのサイズ目一杯らしい。だから凄く広い、我々素人にとっては。床は四角いタイル状(20数cm四方)の物を貼り合わせてあり、アメリカの体育館ではこちらが主流なのだとか(アメリカといっても広いだろうけど)。床を踏むとパカパカ音がする。タイルが少しずれる音なのかな? 膝への負担はこちらの方が軽いんだという話し。

参加者は男女子供いろいろ。子供は4,5人だったか。最初に集まってやりたい物同士が固まり、そこに不足する人数を足す形でチーム分け。遅れて参加する数人はあとで追加されるとか。私はLiga2部などに参加している人達との組み分けを避け(どうせなら知らない人達と遊びたかったのよ)、奥さんと一緒に1階の組に割り振られた。3チームに分かれて2周り対戦。我々の1階Cチームは7人。男4、女3。コートが広い事から6人でプレーするため、休めるのは1人。厳しいですな、自分の体力的には。
最初のA,B対戦を見て、かなりキツイと思った。相手に対してのリスペクトがない。どこにでもある、フットサル場主催の個人参加ゲームみたい。全然駄目ぢゃん・・・。相手の足ごとボール掻き出そうとしたり、男が女子供の別なく、さっさとボール奪っていったり。まあ、でもここまでは予想通り。慣れてきて、出来ない人の事を理解するようになれば少しは良くなるだろうという判断で様子を見てみる。あまり酷いようだったら運営サイドに言って注意させるつもりだったが、自分たちのチームが始めた後から良くなり始めた。組み分けがたまたま良かったと思う。私と奥さん、もう1人はXスパで一緒にやっており、プレースタイルは知ってる。で、あと2人の男子が20代前半くらいの若者で、プレーがきちんとフットサルになってた。厳しく足を出すような守備はしないで安全にコースを切るし、動いてボールをもらうし、パスもコートの広さに配慮できていた。非常に”良くできる若者達”で助かった(技術的にも体力的にもプレースタイル的にも)。
残りの女性2人は数ヶ月前に始めたばかりらしいけれど、府中で某チームの女子練習に参加しているとか。足の裏で止める、止めてから体の向きを変えてシュート、等の動きがもはや出来ていた。足下にパスを出せば、とにかく止めてくれるのでやりやすかった。
このチームが基本的にパスゲームを展開したので、それ以後はドリドリ行く連中が減ったように思う。それでもC以外はまあ仕掛け好きのヤツが何人かいたので危なかったけど・・・。途中1人Xスパの元タイ人が遅れて参加し、体力的な助けも得られた。
そんなこんなで1時間以上遊んだ1階組は幸せだったのだと知る事になるのは、再度の組み分けを行った後半。今度はチームわけなどを無視した組み分けになったのだが・・・。最初の組み分け後、1階は少なくともボール回しをやってお互いの名前などを確認し合う時間を取ったが、2階はそれをやらずにいきなりゲーム。結局チームとしてはなんとなくボールをただ蹴るだけで終わってしまった。
ゲーム中は「キ○○イ」が1人いたので腹が立ったし、やり辛かった。その「キ○○イ」は参加させた子供(小学校5年生くらいか)に「軍隊式訓練(実際には獣の調教レベルかも)」をしたいらしく、全て命令形で大声をだし、「行け!」「おまえが取れ!」「走れ!」「止まるな!」の連呼連呼連呼・・・・・・・・・・・・・・放送禁止用語でお送りしたいほど、むかつきましたね。イベントの主旨を理解しないで参加している者がいる場合、どういう対応をしたらいいのか、主催者側が分かっていなければいけないと思う。むかついたけれど、その親父が最初の1時間をそのやり方で過ごしたんだとも聞いたし、だったら言えない。それを許したのは主催者側なんだから・・・。
この辺は明確に苦情のメールを書く予定。主催者もそういう厳しい指摘が来る事は覚悟しているだろうけど、この1回目をそのようなやり方で過ごしてしまったら本当は駄目だ。ゲームやってる間中、スタジアムに入る前の東京ファンな人達が興味深げに覗きに来ていたもの。どんな様子かなって気になっていたんだと思う。そういう人達は、意外にプレーレベルが高い事を見て尻込みしただろうし、あの親父の怒声を聞いたら引くよ。

そんなむかつく事もあったけれどプレー自体は楽しかった。ボールを蹴るイベントは基本的に楽しいのだ。そう、蹴られたら楽しいんだよね、もはや。