アーセナル vs バイエルン

いまさら! ですが、一応チャンピオンズリーグを。
第一戦、コラ・トゥレの凡ミスで先制されてから、プランは狂いっぱなしで修正が出来ず。バイエルンの速い潰しは60分ほど続き、アーセナルの攻勢を許さなかった。守りに入ってからのドイツチームを崩すことは容易ではなく、獲るべきシーンもそれほど演出できず。希望を繋ぐアウェーゴールを上げたのがトゥレだったで、チームの雰囲気も最悪にはならずに済んだだろう。
第二戦、正確な縦のフィードにアンリの美しいトラップ、速い判断のシュート。得点は満足行くものだったが、バイエルンの速い潰しはハイバリーでもやってきた。リズムを作らせない時間を長く引き延ばすことで、アーセナルを追い込んでいった。頼りない守備陣を抱えたチームに、これ以上の結果は望めないかなぁ。バイエルンルシオとか、よくやってたものな。

シーズン終了後エドゥはフリーでチームを去るだろう。でも、彼のガツガツ音のするようなボール奪取は魅力的で、個人的には好きだった。ヴィエラとシウバ、エドゥで作ろうとしていたセントラルが健在であれば、これほどに脆くはなかったか。セスクやフラミニは十分以上の経験を積んだから来年に繋がるけれど、今年の結果には貢献していない。そりゃそうだよな、17歳と20歳。
新スタジアムに目処が立ち、来期選手獲得のために60億用意できましたってのは、自分の知っているここ数年のアーセナルでは初めてのこと。せいぜい二人分の金額でしかないけれど、守備ですでに定評のある人物を獲ってもらいたい。センターバックゴールキーパーで決まりでしょう。ベンゲルさん、それでも頑なに攻撃の選手獲るかなぁ・・・。それぢゃ、勝てないでしょう・・・。
昨年、ウェインブリッジのゴールで砕け散ったのよりも、素直に敗北を受け入れられる展開とチーム力。来年はもう少し可能性を感じさせてもらいたい。

私のチャンピオンズリーグは今年も早々と終わりましたが、ベスト8はミラノダービーが注目。インテルが間違ってミランに勝ってしまうと、別の山のチームに大きなチャンスがありそうな。バルサもレアルもいないのは寂しい。チェルシー優勝では出来過ぎなので、イタリアのチームが優勝で良いのでは・・・。