ラスト トヨタカップ 売れ残りの悲哀

http://www.toyotacup.com/index_j.html
新選組!が終わってからしか見てなかった。
トヨタカップが「満員の国際試合」となってからでは、最低の状態だったろうね。チケット余ってるって、そりゃ組み合わせがこれではなぁ。
日本テレビは本当に魅力たっぷりですね。試合そっちのけでトヨタカップの歴史解説に終始。試合自体がつまらなかったことを差し引いても、サッカー中継をやって良い放送局ぢゃないな。
PK戦は皆お上手。キックのお手本。浦和の選手は最後に見ておいた方が良かったかも。だれも行ってないだろうけど。

トヨタカップといえば、1993年 ACミラン vs サンパウロFC が初生観戦。当時ネットの知り合い(パソコン通信だよ・・・)がチケットを入手してくれて、上京したての私としては、その年一番と言っていいくらい嬉しいことだった。
ヨーロッパサッカーなんぞ、サッカーダイジェストでちょいとつまみ読む程度だったから、ミランがすごいスター軍団であることしか知らなかった。あと歴史上の人物であると思っていたトニーニョ・セレーゾの名前に驚いたり。
国立はそれまでも何度か足を運んでいたけれど、真冬で着ぶくれていると、狭くて居心地の悪いモノなんだなぁと、はじめて知った。
試合後、競技場のすぐ脇でボール回しを楽しんでいる南米系のおじさん達が、Jリーグでみる選手達よりも上手そうに見えた。試合よりもそのことの方が衝撃だったのよね。太鼓腹のおじさんやお爺さんに近い年齢の人が、ボールを落とすことなくリフティングで対面の人に渡していってた。でっかい外人がいるなーと思ったらシジマールだったってのも、この年だっけな?

その後いろいろな縁で、いくつかの試合を現場で見る幸運に恵まれたけれど、結局自分でチケットを入手した事って一度もない。私にとってのトヨタカップってそういうもの、です。