東京 vs 名古屋

今回は試合前フットサルがないので、土曜日ながら余裕の生活を送ってみた。余裕過ぎてシャトルバスが随分遅くなりそうな気配もあり、タクシー使っちまったが。

動員掛けた割にはそれほど混み合っている気配のない味の素スタジアム。上層の出入り口で偶然東京の久保田さんと遭遇。例の「サッカーを楽しく見る方法」について少しだけ話しをした。
どうやら今回はお試しなので、大きく広報はしないんだそうな。様子を見て続けるかの判断をするとか。私はちょうどこの日の昼過ぎに申し込みのFAXを出した。実は休みも確保したので確実に行く。どうせならビデオカメラ持っていって撮影してやろうかなどという企みもある。まあ、当日の天気次第で考えようかと。

さて、試合は名古屋がペースを握っていた。ま、ネルシーニョが思考するフットボールってのはああいうのなんだね、とよく分かる。あくまで守備がベース。パス&ムーブのコンビネーションで攻撃を作る。大きなサイドチェンジとかそういうのを武器にするのではなく、角度を作って短いパスを受け、ウェズレイマルケス、中村らのコンビプレーでシュートチャンスを作ってしまう。サイドのプレイヤーもシンプルに入れる時は入れるし、個人技を選択しても良い。それぞれの責任プレーを練ってコンビにして、相手の守備を崩そうというもの。
東京がこぼれ球を拾えなかったのは、彼らがコンビプレーをする為少しだけお互いに距離を取り合ってポジショニングしているから。密集してボールを奪おうとする東京よりも、”スペースに近い選手”が多くなる、ということか。

いずれにせよ、良いようにあしらわれていた東京が息を吹き返すのは、チーム戦術を打ち破る個人の力だった。調子が良いってのはこういう事なんだねぇ。それまでの自信満々な守備が崩壊した名古屋。きちんとやる事やってたのに1人にぶち抜かれて自信喪失。そういう脆さは元々のチームカラーだが、一向に抜けんね。何のために秋田呼んだんだろう。パナディッチがいなくて良かった。

夢のように爽快な勝ち方で1stステージに目処が立ったか。浦和に勝てば3位もある。浦和には勝っておこうよ。


ユーロ2004 チェコ vs オランダ

面白いゲームでした。2試合続けて熱いゲーム展開を見ることが出来た。チェコが凄いのか、オランダが緩いのか。楽しかったからどっちでもいいんだが、誰が良いとか悪いとかでは分からない。どっちの国がより強く勝ちたがっていたかと聞かれたらチェコと断言する。このレベルになれば気持ち一つ、偶然、奇跡、そんなちょっとしたことが勝敗を分けるのね。

中継で気になるのは、スカパー!表記とは違う選手の名前。
シュミチェルって誰やねん? ソーレンセンも馴染まない。所詮日本語読みだけれど、馴染まない。