よく走ったがよく休んだ

平日神宮定期練習。この時期の、特に今夜の神宮は寒かった。風があったし。神宮の4つのフットサルコート全体を見回しても、遊んでる人の人数が少なく見えた。実際女性の姿はほとんどない。寒いからね・・・。
この日はいつも来る人の友達が数人参加したので、最近減少傾向にあった参加人数が珍しく増えた。助かった。値上げされ2時間で26000円もするフットサルコートだから、一人1500円もらったとしても18人でやっと損しない程度。今日はちょうど満たされた。
今日のメンバーは、当たりもやや有りな感じだったが、それはそういうプレーがOKそうな者同士(主に友人同士)に限られていた感じ。上手く抜けた相手の足を引っかけてしまうケースが幾つかあり、その辺は事故的な数で済んだがもう少しだけ気をつけてもらう必要有り。その他は特に問題はなく、交代も頻繁にして全員それなりにプレー時間を確保したと思われる。
今日の参加メンバーは結構上手くて若い子が多く、ボールを運べるので自動的に空走りする事が多くなる。パスの選択も持っているので、カウンターばっかりというほどではなかったが。ポストのポジションに入った時、普段よりプレッシャーがきちんとしていたのでボールを保持しきれなかった。課題。

時々交代でやったGK業は当たりだった。最初の頃は何本かゴールされたが、半分過ぎてからやった20分くらいは大当たり。一対一になってもほぼ完封。妙に当たっているような感じはしたけど、理由も分からなくはない。フットサルとサッカーの違い。
今日参加した人の多くはまだまだサッカーっぽいところがあり、例えば相手陣での攻撃が終わり、相手GKからトップに残っている人にボールが投げ込まれたとする。それはいきなり私とトップの人とが一対一になる局面なわけだが、その時私に背を向けている彼の位置とトラップがポイント。(自分(GK)に一番近いところにいる相手プレイヤーを常に把握し、その位置関係でGKのポジションを変えておくのは前提。ゴールの前に突っ立ってたらスペースが有りすぎて何も出来ない) 投げ込まれるボールの強さとコースでバウンドとトラップの位置を予測し、トラップしたボールが”素直に”ゴールへ一番近い方へ落とされたらチャンス。前に数歩出る。両手広げて右足の膝を落とし、右足を横へ向ける形(体の面を広く作る)で相手のボールへプレッシャーをかければ、多くの人がそのままシュートを選択し、落とした右の太ももなどへ当たってボールは跳ね返る。
この場合、ゴールへ一番近い位置へボールを置くことが間違いの元というか。トラップがすごく正確で足下へぽんと落とせば問題ないが、ゴール方向へ流したら多くは損をする。トラップの瞬間に「どうやってシュートするか」考えている人が多いと思うが、そのタイミングで振り返ってみたら真っ正面をGKが至近距離で塞いでいる。即シュートを選択したらボールはGKに当たる。この際、トラップを横にずらす、もしくはGKが来ていることを予測しておいてかわす、等したら良いんだと思う。

GKからトップへ入れられたボールではなく、DFが振り切られてシュートされる局面でもやり方は同じ。数歩前に出るだけの時間がある場合に限られるが、DFをかわした瞬間のシュートを除けば大抵当てはまる。切り返した後、ボールを少し出した後などのトラップする位置を予測して、トラップした瞬間に出て体を広げてみせれば、余裕がないのでやっぱり皆シュートを選択し体に当たる。
この場合ボールプレイヤーは、自分のシュートをやめればGKが前へ出てしまっているんだから味方のゴールチャンスは大きい。もしくは横にボールをずらしてかわすか。この時の余裕の差なんだと思う。(私がボールプレイヤーだったらかわすような技術はないのでやっぱりシュートしちゃうと思う。唯一やれるとしたら、ボールを引いて見方へボールを渡すことか。それも体力も含めて余裕がある時に限られるなぁ)

この日はほぼその約束事だけでGK業が成り立った。当たりの日。寒かったけどそのことは良かったなぁ。