祭りの後始末

W杯終わってますな。
スローペースでスタートした観戦は、日程が進むほど充実。グループリーグが終わってしまうと今度は日程が空いて寂しくなってしまった。ハーグリーブスに驚き、アルゼンチンの戦いぶりに不完全燃焼を憶え、スコラーリの作り上げた強かでしぶといポルトガルを堪能し、波に乗ったドイツに真の開催国をみた。
フランスの勝ち上がりは意外だったのだけれど、練り上げられることのない最強国ブラジルを倒すにはアフリカンが多勢を占めるトリコロールって、最適だったのかもね。
イタリアの優勝はわりと納得。
一応決勝勝ち上がり予想なども行われていたのだけれど、イタリアは期待してた。イタリア代表の守備は嫌いぢゃない。ピルロがいてガットゥーゾがいてという中盤は、攻守に理由がある。攻撃的なイタリア代表というのもちょっと違う気はするが、やっぱり守備が良い。守備の悪いイタリアではらしくない、つまらない。
マテラッツィーはペルージャ時代から派手なキャラクターだったが、騒ぎの中心から外れない、良いキャラをしている。素晴らしいFK持ってるけど、まあ代表では出番ないか。ネスタの代わりにはならないけど、カンナバーロの強力なバックアップを得て、イタリアのCBとしての仕事はしたね。

つらつらいろいろ思い出しながら、今日はHDDレコーダーから試合の追い出しを。奥さんに命じられたので。
DVD-Rへひたすら焼く。1枚に2試合ずつで14枚、28試合分。グループリーグの全部を残してもしょうがないので、このくらいで。あとは決勝トーナメントか。こっちは全部だし延長もあるしで、DVDには面倒な納め方をしないといけないかな。
それにしても、RD-XD71を購入しておいて良かった。DVDへのダビングも楽だし、スピードも速い。10分かからないで1枚焼き上がる。試合タイトルは録画時に番組表からとってくれてるし、DVDタイトルも旧型に比べて格段に入力しやすくなった。

次々焼いている間、スカパー!つけていたら、昨シーズンCLのアーセナル-レアルマドリーのゲームを再放送していた。久しぶりにクラブチームの試合をみて、次のシーズンへの期待感が持ち上がってきた。そう、祭りは終わったんだものね。それにしても、あの試合は凄かったなぁ。緊張感に溢れた好ゲームで、金達がしきりと息を吐いていたのも分かる。見ていて思わず力の入ってしまう0−0。
今シーズンからはハイバリーを離れてアシュバートングローブのエミレーツスタジアムへ。大きなスタジアムでこれまでのような観客のサポートは得られないだろうから、ぎりぎりの戦いになればなるほど厳しいというのが私の予想。外れて欲しいけど、うまくは行かないんだろうなぁ。


W杯期間中に読み始めた京極堂シリーズは、決勝終わってからようやく「塗仏の宴」の宴の後始末を読了。相変わらずボリュームあり過ぎ。とにかく説明が長いので大変だから、飛ばせるところは飛ばしちゃったりして。それでも十分楽しいから今後も読むわけだが。関口への皆の関わりや想いというのが、今後もっとよく知りたいですなぁ。
3連休なので、阿部寛版に手をつけよう。

オーウェン・ハーグリーブス!!

イングランド - ポルトガル
ハーグリーブスはドイツでプレーしているから目にする機会の少ない選手で、前のW杯にだって来ていたのによく知らない。ユーティリティに使える、エリクソンにとっては頼りになるんだろうとは思っていたが、今日はハーグリーブスの日。あれだけ縦横に守り、走り、攻めに絡む姿は驚きだった。こんなにできるんだねぇ。
それに引き替えランパードとジェラードの低調ぶりは目を覆うものがあった。結局PKも止められて・・・。
退場というファクターは、ルーニーのフラストレーションの現れであろうし、クラウチ投入のタイミングが問題だったのかも知れない。いずれにせよ、ここで負けたのは選手達を信じて組み合わせながら使うエリクソンの、ほんの僅か、采配の妙だったかも知れない。

いやー、でも面白いゲームだった。ここ何年か、JリーグFC東京中心に1,2試合、プレミアは週に2〜4試合観戦しているので、日本代表の面々よりもたくさんの試合を見ているイングランドの連中がW杯を去るのは残念だが、いずれにせよ、彼らに決勝の舞台を踏む力はなかったと思う。

次のシーズンはハーグリーブスを見るために、ブンデスリーガも観戦対象に入れようかなぁ。まあ、彼がバイエルンに留まるのならば、であるが。

ひといき

試合をできるだけみようとすれば夜遅く、もしくは朝早く起きることになる。
今回は前回W杯では所持していなかったHDDレコーダーの支援を得て、わりと自由な時間配分が可能。
・・・なのだが、結局毎日毎日2試合以上観戦対象が存在しては、仕事を休むわけでもないから無理なスケジュールは避けられないのよね。昨晩はようやく試合が無いのでそれも一段落。仕事もほどほどにして帰り、ゆっくり寝ました。

一日前の試合。
スイス-ウクライナ
クリーンでテンポの良い繋ぎを見せるスイス。彼らの半分でもチームに意思疎通があれば、日本代表へのストレスは少なかったかも。ウクライナもガツガツいくようなところはなくて、ボールを前に運ぼうという意図が明確。ファウルで試合が止まらない好ゲームだった。

フランス-スペイン
アーセナルな選手も何人かいたりするのだけれど、スペインはやっぱり何かが足りない。
輝きの放てないアンリ、お年寄りのジダン、98年からいるその他の皆さん、こういうチームに負けちゃう。もっと質の高いチームになれるはずなのに。
凄まじい気合いとがむしゃらな雰囲気を持ったスペイン、ってなのはあり得ないので永遠にこのペースなのかなぁ。

代表監督人事について。いろいろなところで語られてはいるけれど、川淵氏の責任問題を不問として次期監督の話題を先行させるというやり口、そしてそれがまかり通ってしまう状態、それらは我々サッカーファンの責任でもあるんだろうなぁ〜という点が気になる。同時に、こういう黒歴史を何回も経てこそ、ようやくサッカーの文化というかそういったものが浸透していくような気もするので、騒ぐ気にもなれないわけだが。



京極堂シリーズ。
W杯はじまっちゃうので続巻に手を出すのはやめていたのだが、サッカーばかりの状況に飽きて読み始めてしまう。当然「出版業界の技術革新を促した」とされる分厚い文庫であるから読み切るのに時間が掛かる。読書と観戦の両立は激しく消耗をもたらすわけだが、まあ何事にも専心できない性分なので、これは致し方ない。
2,3巻と立て続けに楽しんだ。3巻「狂骨の夢」は割と文章も読みやすくて、基本構造が早々と知れている割に一気に読み進めた。各人の夢への思いについての心理描写が主たる魅力。
私は映画を見てから読んでるので、主要登場人物は全部俳優に脳内変換される。あまり違和感はない。阿部寛なんかは特にはまり役と思われる。関口君がビワコ君とダブるようなこともないのであるが、周りにその点を指摘されると・・・確かに彼だけは俳優とはマッチングしていないのでイメージがしにくいですなぁ(あれ?イメージしにくいから実在の人物を割り当ててる人達がいるってことかな?)。

おおざっぱなトーゴと頑張り屋さんのスイ�9

毎日第一試合は見てる感じだなぁ。

トーゴアデバヨルがいるので頑張れよという視点でみていたが、プレー全体が訓練されていなくて個人主義的な印象をぬぐえない。アデバヨルが髪を降り乱して抗議する姿が芝居がかっており楽しい。
スイスは逆でよく鍛えられており、局面での体を張った粘り強いプレー一つ一つからチャンスを作り、ピンチをしのいだ。がら空きのポジションから決め事のようにサイドに振って「そっちの方がスペースないってば」ってなシーンもあるところが、才能を強化策で練りあげてきた至らなさ、かな。
センデロスが低いクロスをクリアミスしてシュートシーン作られてたりといったシーンもあったが、やっぱりわりと私は彼のプレーが好きらしい。そうやってたまにミスしているところも含めて。スカパー!プレミアリーグ中継で一部解説者が口にするほどフィードが下手だとも思えない。下手だったら味方がわざわざ預けたりはしない。キャンベルタイプの大柄で強くてインテリジェンスなところは感じなくていかにも足元下手そうに見えるけど。けれど実はボールはしっかり預けられるほどには信頼されていて、意外と足も速かったり。そんなのが我が国のDFにもいたらなぁ・・・。ああ、モニ

堕落しまくりの週末

Web試験も受けないで、ダラダラ過ごしてしまった・・・。

土曜日は早朝から歯医者いって、取れた奥歯の詰め物を埋め戻し(!)、そのまま西荻の24時間営業西友で激安サマージャケットを買う。デザイン度外視。軽い、普通、どうなってもいい、が優先。クールビズなのでジャケットも山手線冷房対策にしかならない気はしている。
昼、眠くなって昼寝。 起きてから徒歩数秒のラーメン屋でつけ麺。美味しい。利便性の高さ優位だが確かに美味しいのでしばらくは週1回くらい行きそう。 夕方少し起きていたけど、やっぱりまた眠くなってW杯中継がはじまる前くらいまで寝てしまう。

そしてポルトガル-イラン、チェコ-ガーナをBSで見る。
イランがよく頑張っていて、なんだか日本と比べても申し訳ない感じ。決められないと決められる鉄則適用。
ガーナは躍動しています。チェコが起点を作れないでいる間に、試合展開を根こそぎガーナへ引きづられていく。エシエンは好きぢゃないプレーヤーだが、まあ仕事はしてるなぁ。ロシツキーが時折見せる縦へのドリブルは、プレミアでも出来るなら得難いスキルかと。フレブとは持ち味の違うドリブルで。
イタリア-アメリカは他ごとしながら流し見た。エライことになってしまったが、アメリカはまじめでコツコツよくやるねぇ。いつもコンパクトにやってるから、スペースがありすぎるピッチでセリエAの皆さんはとまどってしまったのかねぇ。

日曜は昼過ぎまで寝て、グダグダ過ごし、W-ZERO3をいじって遊んだり。試験受けろよ、俺・・・。
でも何となくやる気になってW-ZERO3のRealVGA化実施。いろいろBlogを拝見して適用。人まねで何とか出来てしまうなんて、やっぱりありがたい世の中になった。別に、何かの形で貢献せねばなぁとも思う。フォントの設定などは自分の思うようには出来ていないので、飽きないうちにいろいろ設定してみよう。
TerminalServiceClient導入して、W-ZERO3で家庭内PC全部操ってみようか。グローバルIP持ってるから、外部コントロールも可能なわけだし。。。。まあ、これはその気になったらってことで。


日本戦。
W-ZERO3をいじったりしながら70%程度の画面注目度で観戦。奥さんが避難袋から出してきたラジオで日本放送を音声に、画像はテレ朝で。最初のコマネズミのような青い人達がちょっと笑えたが、その後の柳沢とか、日本陣内のクロアチアFKになると国際映像に何度もバストアップで抜かれるようになった宮本を哀れに思いつつ、結果を受け入れる。やっぱりこの状況は必然だったかな、と。試合後インタビューで思わず顔のほころぶ川口をみて「この男は相変わらず自分さえ良いプレーをすれば満足なのな」と納得。いや、批判はしていません、彼はそういうメンタリティだからこそ、ここまで到達できた男ですから。
まあ、まだ予選は終わってません。可能性が全く消えていない3戦目の相手が予選突破の決まったブラジルだなんて、言い訳の出来ない試合がとても楽しみ。

ブラジル-オーストラリアはBS中継を見ないで、他事しながらスカパー!の「中継できないから映像見てるスタジオのおっさん達がくだを巻いて過ごす放送」を選択。かなり馬鹿馬鹿しい感じだが、ラジオ感覚でこれもまたアリかなと。

さすがにこの後は起きていられないから、韓国が負けることだけを願って寝ることにする。私は先のW杯で韓国へ渡り、あの国に属する(個人ではなく)民族の、大変疎ましい部分を味わってしまった為、彼らのチームが勝つことを喜ばない。フランスに彼らを叩きつぶす力があるように見えないのが、大変残念なことなわけだが。アンリ・・・何でも良いからやっつけろ、韓国を。

開幕はしてますが、

のりきれていません、ワールドカップ

今朝でグループリーグ1巡したのだけれど、まだ4つ5つしかフル観戦してない・・・。
日本戦の夜も(サッカー見ない)会社の人と飲んでて帰りが遅れたため、見始めたのは後半からという堕落ぶり。ガラガラに空いた電車を体験できたのは貴重だったが、ジーコ様のなされようにはさらに脱力するしかない。
勝ちに理由なし、負けに理由あり、とは古来から戦の常識といわれるが。
ブッチーの試合後インタビューが別人のように気色悪い老人顔だったなぁ。


アルゼンチン、スペインは好スタートか。チェコは今シーズンからアーセナル入りするロシツキーの活躍という嬉しい現実。ひょっとしてブレイクしてからシーズンイン? その場合はお休みが少なくなってリーグでのコンディションが心配。


仕事は先週から社外の技術講座受けてみたり、次期システムのデモ見学に行ったりと珍しく外出続き。気分転換にはなる。いつも離席すらほとんどしないで仕事できちゃってたから。
昨晩は技術講座後の資格試験をWebで受けるため、デモ見学の帰りに自社へ寄る。対象のシステムを導入していないパソコンでトライするという無謀ぶりで正解率40%。講座でやってないことがてんこ盛りの試験にやる気を失って、途中からはマニュアルもテキストも見ていなかったので、その割には良くできたぢゃないか! っていうか、テストを受ける前にパスワードが入らなくて困った。問い合わせしたら半ば期待はしていたんだが、本当に知っている声の人が電話口に出る。「昨日パスワード変えたね、そういえば」。・・・うーん、君から言われてなければ何で通達しないんだとか、グダグダ言ったかもしれん。そういう意味では幸せだったかなぁ、幼なじみが働いている会社と仕事の縁が出来てしまったのは。

1日1回しか受けられないから、今日は夜帰ってきて自宅受験の予定。家にはテスト環境が構築済みなので、サーバーとクライアントの状態を確認しながら受けられるのよね。

餃子も肉もたくさん食った

然別からもどって、夜は餃子を作った。
餃子を包むのって結婚してから自分ではやり始めた。とにかく餃子が主食で他に何が必要?という本格派家系。とにかくたくさん包んでたくさん食べた。
お母さんの内は32インチのシャープ製液晶TVとパナのHDDレコーダー体制。部屋の間取りが広いのでこの大きさでも違和感がない。いまの我が家では無理かなぁ。
二日目も早寝。

3日目は朝、てんこ盛りの食事をいただき、その後腹ごなしイベントもないままに、屋外ジンギスカン。陽気も良くて気持ちよい気候の十勝で肉を喰らう。お母さんはもっと喰えもっと喰えと言うがそれは難しい。もう5歳若ければ期待に応えたかも知れませんが、すでに四捨五入で40歳という年齢ですから。。。
そのまま空港まで送ってもらってお別れ。昨年倒れてから手術、入院生活、療養を経て、今ではごく普通の日常生活が実現して、驚くほど順調な回復ぶり。とにかく良かった。